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Q7

豊胸が原因で癌にならない?

豊胸手術は乳癌のリスクを高める?

豊胸術が乳腺組織自体に影響を与えることは無い

豊胸手術をすることで、乳がんになるリスクが高くなるといったうわさや俗説を耳にすることがありますが、これから豊胸術を受けようと考えている方にとって本当のところはどうなのかぜひ知りたいところですよね。では実際のところはどうなのでしょうか?

まず結論から先に言うと、乳癌と豊胸との因果関係については、まだ医学的に証明されてはいません。豊胸術の種類には脂肪注入豊胸術、バッグ挿入豊胸術、ヒアルロン酸注入豊胸術などのプチ豊胸術がありますが、どの施術についても乳癌発生率が上がったということはこれまで美容外科学会でも報告されていません。

ご存じのように乳癌は乳腺細胞が悪性化したものです。乳腺組織から症状が発生するのですが、どの豊胸術においても、乳腺組織自体に影響を与えるということはありません。「豊胸術が原因で乳癌になる」というのは医学的根拠のない単なる都市伝説と言えるでしょう。

乳がん検診が受けられなくなるのは本当?

豊胸術を受けていると乳癌が見つけにくくなる

豊胸術を受けると乳癌検診を受けることが困難になるというのは事実です。特に乳がん検診の中でも最も精密で正確な診断ができるマンモグラフィー検査をすることが不可能になってしまいます。検査を受けたことのある方なら良くご存じだと思いますが、マンモグラフィー検査は乳房を挟みながら圧迫して、上下方向からと左右方向から1枚ずつ計2枚、両乳房を撮影する場合は合計4枚撮影するものです。

ところが豊胸術をしている胸は圧迫することができないので検査をすることができません。また乳癌の自己診断である「自分でさわってみてしこりを確認する」という触診方法も豊胸術をしていると見つけるのが難しくなるために乳癌発症を見逃してしまうことがあり、乳癌の早期発見ができず、自覚症状が出てきたころにはかなり癌が進行した状態になっていたというケースも多いです。反対に豊胸術でできた石灰化を癌と誤診することもあります。

乳がん検診を受けるためには

豊胸術を受けた後に乳癌検診を受けるには?

豊胸術を受けていると一般的な乳癌検診で乳癌の発症を見つけることは非常に難しくなります。そのため、乳癌検診をする場合には医師に相談して、より専門的な検査が受けられるような病院を紹介してもらわなくてはなりません。クリニックによっては豊胸術を受けた患者さんには数十年から生涯にわたって乳癌検診を行ってくれるところや、契約している専門病院を紹介してくれるところもあるので、施術を受ける前にぜひ問い合わせてみてください。

乳癌発症率は年々高くなっていますが、日本女性がかかる割合(罹患率)のトップを占めています。乳がんにかかる女性の割合は50年前は50人に1人でしたが、現在は14人に1人、年間6万人以上の方が乳がんと診断されています。乳がんで死亡する女性の割合も年々増加傾向で、乳がんを発症した人の30%程度、年間約1万3,000人が亡くなっています。乳がん早期発見のために年1度の定期検診はとても大事です。豊胸術を受けても受けていなくても乳癌検診は受けるようにしましょう。